2011-01-01から1年間の記事一覧

吹奏楽のはなしの続き

前の記事(宗教化する吹奏楽部 - 地下大学生の手記)に対していろいろ反応があって、いろいろ考えるところがあったので、まとめて書いてみます。 引用元は、元増田による追記(吹奏楽が気に入らない話の続き)、および前記事のコメントです。 はじめに まず…

宗教化する吹奏楽部

吹奏楽がお高くとまってるのが気に入らない この記事を読んで、正直ちょっと悲しくなった。この人が、どういう部活生活を送ったのか、なんとなくわかる気がしたからだ。僕の吹奏楽部生活にも思い当たるところがある。 元増田について、「そんなことはない」…

チアガールの見かたを考える

このあいだ、母校の野球応援にブラバンとして参戦してきました。やっぱり夏はこれですね。一球に青春をかける高校球児。声を枯らして応援する同級生。 そして、何と言ってもチアガール。両手に握ったぽんぽんを煌めく夏の太陽にかざす。滲む汗にはりつく前髪…

『泣いた赤鬼』の謎

なぜ青鬼は姿を消したか 『泣いた赤鬼』のはなし。 小学生で初めて読んだときから現在にいたるまで、僕はこの話に納得できない。なぜ、物語の最後で赤鬼は姿を消してしまうのか、そこがよく分からないのだ。一般的な読解、つまり青鬼が残した手紙の言い分と…

メアリー・カサットの少女画が死ぬほど可愛い

国立新美術館で開催中のワシントン ナショナル ギャラリー展にメアリー・カサットの作品が出品されています。といってもメアリー? カサット? だれ? という人が大半だと思いますので、僭越ながら私がカサットの描く少女の可愛さを紹介させていただこうと思…

「主流」とオタク

おっさんが、自分の青春時代には「主流」というのがあって、それに反していたオタクは存在しないがごとく扱われていた、というようなことを言っていた。逆にいうと、現在は「主流」というのが存在しないか、しても昔ほどん力は持っていない。で、オタクもそ…

小学生のころ、金を盗んだことがある

http://hamusoku.com/archives/5224055.html(はてぶ) 小学校二年の時だったか、親の金を盗んだことがある。 そのころ父親は仕事で帰りが遅かったから、姉のバレエの迎えには母が行っていた。そんなに遠くでもなかったので、母は鍵だけを手に、鞄も持たずに…

ぼくのレンアイロン

恋愛について、みたいな本はスタンダールのやつ然り橋本治のあれ然り巷に溢れかえっているけど、どうも周りに女の子いたらどうしようとかそういう恥ずかしさがあってあまり手に取ったことがない。 僕が読んだことのある「恋愛論」というと、せいぜい姉の棚に…